今時期、暑くてジメジメしていて座っているだけでも汗が流れてきます。
単純に気温が高いだけであれば座っていても汗はあまりかきません。では、なんで暑くて湿度が高い時期は座っているだけでも汗をかいてしまうのか解説していきます。
湿度が高いと汗が蒸発しづらい
湿度が高いと、汗をかきやすくなる理由は簡単に言うと、体がうまく冷やされなくなるからです。私たちの体は、暑いときに汗をかくことで、体温を下げようとします。汗が皮膚の表面に出てきて、それが蒸発することで、体から熱を取り除くことができます。でも、湿度が高いと、この蒸発がうまくいかなくなります。
汗が蒸発しないと悪循環に
湿度が高いというのは、空気中にたくさんの水分が含まれている状態です。空気がすでに水分でいっぱいなので、汗が蒸発するスペースが少なくなります。これは、コップに水をたくさん入れた状態と同じで、コップに水を入れたくても入らないような状態です。汗が蒸発しないと、体は冷えませんから、体は「まだ暑い!もっと汗をかかなきゃ!」と感じて、さらに汗をかくようになります。
湿度が高いときの対処法は
湿度が高いときに汗をかきたくない対象方法はこれらです。
- 涼しい場所に移動する
- 通気性の良い服装を選ぶ
- 湿ったタオルやハンカチなどで体を冷やす
涼しい場所に移動することで体温を下げる、通気性の良い服装を選ぶことで体から熱を逃しやすくする、湿ったタオルやハンカチで体温を下げるなどが考えられます。
今は携帯の扇風機や冷却シート、ネッククーラーなど熱中症対策グッズがたくさんあるのでそれらを使うとさらに良いです。
こんなこと言うと元も子もないですが、1番いいのはエアコンがついていて、湿度の低い場所で過ごすことです。
日本は特に湿度が高いといわれていますんので、いろんな工夫をして暑い夏を乗り切りましょう。