腹式呼吸でストレス解消!リラックスで交感神経を静める

人間の体にとってリラックスすることはすごく重要です。

なぜかというと、溜まったストレスを解消するために必要なことだからです。
ストレスが溜まり過ぎてしまうと自律神経に影響が出てしまい、結果、体の不調を起こしてしまうこともあります。

この体の不調の中に汗に関する不調も含まれます。

自律神経は交感神経と副交感神経をコントロールしていて、ストレスによって交感神経と副交感神経が正常に機能しなくなってしまうと大量の汗をかくなど汗のコントロール機能にも影響が出てきます。

ですから、体にストレスを溜めずに定期的にストレスを発散(リラックス)させることが必要です。

リラックスの種類(呼吸)

呼吸がリラックスの方法と聞いて、なんで?と思う人はいるでしょう。

「呼吸なんて意識しないでしてるでしょ!」と言いたいのはわかります。
ただ、いつも意識しないでしている呼吸とリラックスを目的としてする呼吸は違います。

リラックスを目的としてする呼吸は「腹式呼吸」という呼吸方法です。

腹式呼吸のやり方と効果

体がストレスを感じて、交感神経が高ぶると自然と呼吸が浅く、早くなってしまいます。
すると、体に取り込まれる酸素が少なく十分に酸素を行き渡らせることができなくなり体の不調の原因となります。

深い呼吸をすることで交感神経の高ぶりを抑え副交感神経を活性化させて自律神経の調子を整えることができます。

この深い呼吸は「腹式呼吸」といい、鼻からゆっくり息を吸い、お腹が膨らむのを意識して、
ゆっくり口から息を吐きます。このとき、お腹がへこむのを意識してゆっくり吐くのがコツです

  • ゆっくり鼻から息を吸う(8秒くらいかけて)このときお腹が膨らむのを意識して行う
  • ゆっくり口から息を吐く(10秒くらいかけて)このときお腹がへこむのを意識して行う

すると、副交感神経の働きが多くなり体はリラックス状態になります。

ツボ押し

汗をかいてしまうと、自分の意識で汗を止められるものではありません。

しかし、人前で汗をダラダラ流していれば恥ずかしいですよね。

そこで汗の抑制に効くツボがあるので紹介します。

陰げき

小指側の手首のつけ根にあるツボで、
体の熱を外へ出してくれる効果のあるツボです。

手首のつけ根から1cm下の場所にあります。

人前でも気づかれずにツボ押しできるので、ぜひ試して下さい。

後谿(こけい)

手を開いて、小指のつけ根の下にあるツボで、
体の熱を外へ出してくれる効果があります。

手のひら側を自分に向けて、
手をグーにしたら、小指の付け根部分が盛り上がる場所になります。

丁度、手相の感情線の部分になります。

ゆっくりと深呼吸をしながら、数秒押して下さい。

合谷(ごうこく)

万能のツボと呼ばれるツボで、
肩こりや頭痛、精神不安、便秘などにも効果があるといわれています。

手の甲を自分側に向けて、
人差し指と親指が交わる部分になります。

人差し指と親指の交わる部分(骨の)の人差し指側にあります。

ゆっくりと深呼吸をしながら、数秒押して下さい。